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Posted by だてBLOG運営事務局 at

最近の病院の食事

2014年11月25日

病院に入院した時の食事といえば、
イメージとしては冷たくて、あまり美味しくない感じを持つ人が多いのでは。

でも、最近ではホスピタリティといった側面、
QOL(クウォリティ・オブ・ライフ)の向上といった側面からも、
病院だからと言って、食生活の質は落とすべきではないという考え方がかなり広まってきていて、
適時適温で食事を出すことが当たり前になってきています。

この適時適温とは、温かい食事は温かく、冷たい食事は冷たいままで提供するということ、
そして、配膳時間を朝食は午前8時ごろ、昼食は正午ごろ、夕食は午後6時ごろとすることです。

一般の家庭と同じように食事をするということです。

以前は、夕食が4時ころに出していたり、
冷えた食事を出していたりという病院も数多くありましたが、
それは病院の効率という都合でそうなっていたもので、
最近は、それがかなり改善されてきています。

それと、メニューが選択できるようになったり、
患者さんの好き嫌いが許容されるようになったり、
嗜好にもある程度気を気を配るようにもなってきています。

ただ、病院の食事は、基本的に病状や食事摂取基準など、
いろいろな制限を受けた中で、かなり厳しく栄養管理されて作られていることも忘れてはなりません。

特に、治療食と呼ばれる食事においては、カロリーが制限されていたり、
たんぱく質や脂質、塩分が制限されていたりと、
栄養管理に気を配り、味は二の次といった献立が立てられやすいということもありますが、
そういった点も改善されつつあります。
  
タグ :病院


Posted by 栄養士ミサ at 16:59Comments(0)病気と食事

栄養士・管理栄養士の資格取得

2014年05月03日

栄養士は学校、病院、社会福祉施設、会社などで給食の献立作成や給食の計画を行います。
その他には、食品会社やスポーツ施設で栄養指導をしたり、
フードコーディネーターとして雑誌で活躍する人もいます。

管理栄養士は栄養士の国家資格ですが、
栄養士の仕事の中でも「複雑または困難な仕事」を行います。

近年においては、生活習慣病の増大や高齢化社会の進行にともない、
管理栄養士は社会的に重要性が高まっています。

栄養士の資格は栄養士養成課程を終えると取得することができます。

管理栄養士は栄養士もしくは管理栄養士養成課程を終え、
場合によっては実務経験を積んだ後、
国家試験に合格すると取得することができます。

管理栄養士の国家試験は難易度が高く、
合格率は20%から30%と低い数字になっています。

このように栄養士、管理栄養士の資格取得は容易ではありません。

途中で挫折しないためには求められる資質と自分の適性を見極めることが大切です。

栄養士、管理栄養士に求められる資質は、
調理や食材、栄養、健康、嗜好、食文化など、
食に関わるあらゆることに関心を持っているということです。

そして調理の技術とともに、条件に合わせて調理を工夫したり、
手に入らない材料があればそれに代わる食材や調理法を提案できる柔軟性が求められます。

また管理栄養士は多く人と協力しながら仕事を進めるため、コミュニケーション能力も重要です。

さらに資格取得後も、専門知識と技術の向上のための努力を続ける姿勢が求められます。

そして何よりも人を健康へ導く管理栄養士には、
自身の健康管理がしっかりできることが重要な資質といえます。
  


Posted by 栄養士ミサ at 15:15Comments(0)栄養士と栄養士の仕事

スポーツ栄養士という仕事

2014年03月07日

『スポーツ栄養士』という資格はないのですが、
スポーツの現場でアスリートなどに対して栄養サポートにあたる
管理栄養士や栄養士のことをスポーツ栄養士といいます。

プロスポーツ選手や一流のアスリートは
何人ものサポートスタッフの協力を得て、トレーニングを行っています。
彼らにとって食事や栄養面でのサポートも大変重要で、
専門のスタッフがついている場合も少なくありません。

その専門スタッフとしてスポーツ栄養士も参加することが多く、
スポーツ栄養士は選手の栄養管理が主な仕事となります。

アストリートたちの生活スタイルやコンディションを把握した上で、
最適な献立を作ったり、選手や指導者にスポーツ栄養の知識を広めています。

スポーツ栄養士はプロスポーツ選手やアスリートと仕事ができるので、
スポーツ栄養士に憧れる人も少なくないようですが、
実際にスポーツ栄養士となるのはとても狭き門と言われています。

将来的にスポーツ栄養士を目指すのであれば、
まずは管理栄養士の資格を取得することです。

最近では、スポーツ栄養士を目指す人のための講習会なども開かれているようですので、
そういった場に積極的に参加し、自身の知識増やし、また人脈を作っていくことも大切なようです。
  


Posted by 栄養士ミサ at 17:39Comments(0)栄養士と栄養士の仕事

栄養士になるための学校選び

2013年12月28日

栄養士免許は独学で取得することはできません。

高校を卒業し、国が指定した養成施設(学校等)を卒業しなければなりません。

栄養士要請施設は全国にたくさんあります。
栄養士になるのでしたら、その全国にあるたくさんの学校の中から、
自分にあった学校をまず探さなければなりません。

地元にそうしいう学校がある場合は、
その学校が第一の選択肢となりますが、
学校選びにあたっては目的にあった学校わ選ぶということも大切です。

一日も早く栄養士として働きたいのか、
きちんと勉強して、管理栄養士の資格を取得することを優先するのかで、
進むべき学校が違ってきます。

とにかく栄養士となりたいという場合は、
2年制(3年制)の短期大学や専門学校、または4年生の大学を選ぶこととなります。

これらの学校を卒業し、
決められている所定の課程を修了すれば特に試験もなく栄養士免許を取得できます。

管理栄養士となりたいという方は、
4年制大学、もしくは4年制専門学校の管理栄養士課程を卒業し、
卒業と同時に管理栄養士国家試験受験資格を得て管理栄養士国家試験に合格すれば、
管理栄養士となることができます。

管理栄養士になるもう一つの選択として、栄養士の資格を取得した後、
各栄養士養成施設の修業年限によって設けられた一定期間の実務経験を経て、
管理栄養士国家試験の受験資格を得るという方法もあります。

ただ、現実的なこととして、
実際に栄養士として働きながら、管理栄養士国家試験の勉強をするというのは、
時間的にも体力的にもかなり大変なことのようです。

現状として合格率は管理栄養士要請施設を卒業した場合よりも
低くなっています。

管理栄養士になりたいのでしたら、
栄養士として働きながら勉強するというよりは、
栄養管理士になるための学校へ入学し卒業と同時に国家試験を受けるという進路が良いのではないかと個人的には考えます。
  


Posted by 栄養士ミサ at 17:23Comments(0)学校選び

公衆栄養学

2013年10月03日

管理栄養士の国家試験科目の一つ、「公衆栄養学」は、食教育や食行動、食の安全性や国際化の問題を通じて、人々が地域や職場において、自主的に健康をコントロールし、栄養改善を行うための支援を行うことを目的とした科目です。

国家試験の対策では、公衆栄養マネジメントの概念や理論的枠組み、コミュニケーション理論を理解することが大切です。また公衆栄養マネジメントの枠組みを組み立てる能力も求められます。

そして公衆栄養プログラムを理解し、公衆栄養プログラムの計画策定方法、実施手法、技能も理解しておく必要があります。

また栄養疫学では食事摂取量の測定方法が重視され、中でも食事調査法は重要です。
さらに栄養疫学アセスメントの理解や栄養問題と健康問題の把握方法、それらの活用能力についても学習を積んでおくことが大切です。

さらに公衆栄養プログラムの評価指標、情報収集方法、目標達成状況の検証方法などの理解と活用能力をつけておくことも重要です。
  


Posted by 栄養士ミサ at 14:07Comments(0)管理栄養士の国家試験科目

給食経営管理論

2013年10月03日

管理栄養士の国家試験は9科目から構成されています。
その中の一つに「給食経営管理論」があります。

「給食経営管理論」は平成17年3月までの旧カリキュラムでは「給食管理」に相当する科目で、
国家試験ではこの「給食経営管理論」から20題が出題されます。

「給食経営管理論」は、給食に関する食品の流通・開発、
組織や経費を含めた総合的な管理能力を養うことを目的としています。

また、この科目は「栄養・食事管理」「経営管理」に分けられます。

国家試験の対策としては「栄養・食事管理」では、給食の対象者を的確に把握し、食事管理を行うための計画と調理、そしてサービスについて理解しておきましょう。
具体的には給食施設利用者の身体状況や栄養状況、さらに利用状況に応じた給食管理方法、またそれぞれの給食施設に応じた栄養指導を行うための基本的な知識と技能を学習しておくことが大切です。

「経営管理」では、食事管理とサービスを、安全かつ効率的に運営するためのシステム構築と管理を行うために、経営管理の理論や方法を給食に応用する知識と技能が問われます。

現在の国家試験は科目名の改正からも分かるように、以前より「経営管理」に重点がおかれています。
管理栄養士としてだけでなく、経営管理者として組織の管理・運営などについて理解しておくことが大切となっています。
  


Posted by 栄養士ミサ at 14:03Comments(0)管理栄養士の国家試験科目

栄養士の職場

2013年07月10日

管理栄養士の代表的な職場の一つとして病院があります。
管理栄養士は病院での給食管理だけでなく、医療分野においても、病気の治療や予防、患者さんの食事と栄養の管理、栄養指導などをおこないます。

小学校や中学校では、給食管理のほかにも、
子供たちへ食に関する教育や指導も行い、
栄養や職についての相談に応じるという役割もあります。
「食育」ということが重視されつつあり、家庭や学校における「食」のあり方を教育・指導し、子供たちの健やかで元気な成長をサポートする役割もあります。

福祉施設での勤務においては、
入居者の体調や病状に合わせて栄養管理と給食管理を行う役割があります。
現在、介護施設や障害者施設では常勤の管理栄養士の配置が義務付けられており、
入所者一人一人の栄養状態や健康状態を正しく把握し、
その状態に合わせて栄養管理を実施していく役割を担っています。

保健所などの行政機関に勤務する場合は、
地域における健康教育、栄養相談、食環境整備などの活動を行う役割があります。
近年では健診制度が改正されて、保健指導の役割を新たに担う管理栄養士が注目を集めています。

以上の他にも管理栄養士の活躍の場は数多くあります。
人々の「健康」や「命」と密接に関わる「食」の専門家として、
今後ますます活躍の場が広がっていくと考えられています。
  


Posted by 栄養士ミサ at 16:24Comments(0)栄養士と栄養士の仕事